組織・チーム管理
EM-OS では、組織の構造を「チームトポロジー」の概念を用いて定義・可視化し、認知負荷の最適化を支援します。
チームトポロジー (Team Topologies)
チームの役割に基づき、以下の 4 つのタイプを定義できます。
1. ストリームセパレートチーム (Stream-aligned)
プロダクトの継続的な価値の流れ(ストリーム)に沿って活動するチーム。開発からデプロイ、運用までを一貫して担います。
2. イネイブリングチーム (Enabling)
ストリームセパレートチームが不足している知識や技術を習得・実践できるよう、教育的・専門的に支援するチーム。
3. プラットフォームチーム (Platform)
他のチームがセルフサービスで利用できる基盤(インフラ、デプロイツール等)を提供し、組織全体の開発効率を高めるチーム。
4. コンプリミケイテッド・サブシステムチーム (Complicated Subsystem)
高度な数学アルゴリズムや複雑な処理など、特別な専門知識を必要とするサブシステムを専門に開発・保守するチーム。
インタラクションモード
チーム間の連携方法は以下の 3 つに類型化されます。
- コラボレーション (Collaboration): 2つのチームが一時的に密に連携し、共通の課題を解決する。
- X-as-a-Service: 1つのチームがライブラリやツールをサービスとして提供し、もう一方がそれをサービスとして消費する。
- ファシリテーション (Facilitating): 他のチームの自律性を高めるために、イネイブリングチームなどが支援・促進を行う。
テックスキル管理 (Tech Skill Management)
チームメンバーの技術スタックと、その習熟度を一元管理・評価します。
- スキルマトリックス: 言語、フレームワーク、ツールなどのスキルセットをグリッド形式で可視化。
- 承認フロー: メンバーが自身のスキルレベルを更新(自己申告)すると、チームリーダー(Lead)に通知が届きます。リーダーは、普段の成果物や 1on1 での対話に基づき、内容を確認・承認することでスキルレベルが正式に反映されます。
- スキルエビデンス: スキル更新時に、その根拠となるプロジェクト名や成果物へのリンクを添えることで、評価の透明性を高めます。
チーム分析 (Team Analytics)
チーム能力分析 (Capability/Gap Analysis)
チームが現在保有しているスキルと、そのチームのミッションを遂行するために「期待される要件(ラダー)」とのギャップを可視化します。
- ギャップの可視化: 「Go言語のシニアエンジニアがもう1名必要」「フロントエンドの知識がチーム全体で不足している」といった課題をデータに基づき特定。
- 育成・採用計画への活用: 分析結果を元に、次期の育成フォーカスポイントを決定したり、採用における優先度を定義したりできます。
チームコンディション
メンバーの 1on1 データやサーベイ回答から、チーム全体の「感情の傾向(Sentiment Trend)」や「エンゲージメント」を可視化します。
- Sentiment Trend: ポジティブ・ネガティブの推移をグラフ化し、急激な悪化などの予兆を検知します。
- キーワード分析: 日々のメモや記録から、頻出するトピック(「技術負債」「プレッシャー」など)を抽出します。
メンバー管理
プロフィールと権限
- GitHub/Google OAuth: ログイン時にプロフィール情報、アバター画像を自動同期。
- RBAC (役割ベースの権限管理):
Org Admin: 組織内の全権限。Lead: チーム管理、評価、ADR 作成、スキル承認。Member: 一般的な利用。
オンボーディング
新規メンバーは参加時に、プロフィールの完成、所属チームの選択、初期スキルチェックをステップバイステップで行うことができます。
